髪はどうしてダメージするのでしょうか。
●ヘアカラーやパーマなどケミカルダメージ
●紫外線によるダメージ
●熱によるダメージ
●過度なシャンプー、ブラッシングによるダメージ
など原因があり、髪は外側からダメージすることがわかります。ヘアケアは内側からしていかないと修復されません。
髪のダメージの順番
1) ph がアルカリに傾く
2) CMC の損傷
3) キューティクルがダメージして剥がれる
4) コルテックス内部の間充物質がダメージ→ 溶出→空洞化→親油性→親水性
これらの中でお客様自身でできるケアは、洗浄力の優しいシャンプーを使用しゴシゴシ洗いをしないことであったりトリートメントを行うことであったり紫外線ケア(ココナッツオイルなどでパック)をすること、アウトバストリートメントをつけることなどがあります。(→CMCサプリおすすめです◎)
その他phのコントロールはカラーやパーマを行った直後のケアが重要で、サロントリートメントではヘマチンで残ったアルカリを除去したりクエン酸などの酸リンスにバッファー作用を持たせ、pHを酸性に傾かせすぎないように穏やかに作用させます。髪がアルカリに傾いている状態はとても危険ですが酸性に戻しすぎると髪のキューティクルが引き締まりすぎてギシギシになることがあるので、カラーやパーマをした直後に髪の良い状態である弱酸性に穏やかに戻してあげることが大切です。
髪の強度をキープすることは大切で髪の中がしっかりつまっていてキューティクルもしっかり重なって整っていることが髪が健康で強い状態です。
おうちで髪の強度を測るなら抜け落ちた髪でコーヒーカップ約100-150gを取ってにくくりつけて持ち上がれば健康で強い状態です。
アイロン熱は180度10秒でもろくなりますので、先にオイルをつけて3秒くらいで動かしながら使用することをおすすめします。