宝珠・ほうじゅ は島根の実家の神社の神紋。
その昔、父から「 ”たからのたま” だよ 」と教えてもらい、
その言葉の響きに惹かれる。
さかのぼって思い出す、父との思い出。
夏休みの自由研究で、花の図鑑をつくろうということに。
父と一緒に花の写真を撮りに行き、その花の特徴を調べる。
父の大事にする一眼レフカメラ、その当時の私にはずっしりと重い。
はじめてカメラのファインダーを覗いた時、「胸がサーってする」と思った。
当時の私の中で’感動’の意味。
カメラの重さなんて忘れてしまうくらいに。
ファインダーの中の世界は自分だけのとくべつ。
シャッターを押さずとも、よく父のカメラをかりて、
色々なものをファインダー越しに見ました。
日々当たり前に見ているものが、とくべつに、キラリとする。
カメラは父との楽しい時間の象徴です。
高校時代はじめて鳥取県の大山のふもとにある、
植田正治さんの写真美術館へ行く。
そこでまた、胸がサーってする。あの頃と同じ。
その当時は、恋愛やファッションに興味がある年頃だったので、
たまたま出会った植田正治さんの写真で感動してる自分に驚く。
心がリセットできる場所があることを知る。
自分も写真だ、と何かが心の中でキラリと、する。
父が教えてくれた「 宝珠 」
今、その言葉に潜むものに耳を澄ませ、写真を撮っています。
堀江まどか
__________
ほりえ・まどか
1980年 島根県生まれ
2002年 ビジュアルアーツ専門学校大阪・写真学科(夜間部)卒業
<グループ展>
2006年 「 SHIRONOHAKO 」/a Terre (大阪)
2010年 galleryCOLOR 1周年企画展 「 1 to → 」/galleryCOLOR(神戸)
2011年 「 いつも在るもの展 」/日音色(大阪)
<個展>
2009年 「 Exhibition has no name 」/gallery color colore(神戸)
2010年 「 ゆ げ 」/gallery COLOR(神戸)
→ →gallery COLOR
その昔、父から「 ”たからのたま” だよ 」と教えてもらい、
その言葉の響きに惹かれる。
さかのぼって思い出す、父との思い出。
夏休みの自由研究で、花の図鑑をつくろうということに。
父と一緒に花の写真を撮りに行き、その花の特徴を調べる。
父の大事にする一眼レフカメラ、その当時の私にはずっしりと重い。
はじめてカメラのファインダーを覗いた時、「胸がサーってする」と思った。
当時の私の中で’感動’の意味。
カメラの重さなんて忘れてしまうくらいに。
ファインダーの中の世界は自分だけのとくべつ。
シャッターを押さずとも、よく父のカメラをかりて、
色々なものをファインダー越しに見ました。
日々当たり前に見ているものが、とくべつに、キラリとする。
カメラは父との楽しい時間の象徴です。
高校時代はじめて鳥取県の大山のふもとにある、
植田正治さんの写真美術館へ行く。
そこでまた、胸がサーってする。あの頃と同じ。
その当時は、恋愛やファッションに興味がある年頃だったので、
たまたま出会った植田正治さんの写真で感動してる自分に驚く。
心がリセットできる場所があることを知る。
自分も写真だ、と何かが心の中でキラリと、する。
父が教えてくれた「 宝珠 」
今、その言葉に潜むものに耳を澄ませ、写真を撮っています。
堀江まどか
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ほりえ・まどか
1980年 島根県生まれ
2002年 ビジュアルアーツ専門学校大阪・写真学科(夜間部)卒業
<グループ展>
2006年 「 SHIRONOHAKO 」/a Terre (大阪)
2010年 galleryCOLOR 1周年企画展 「 1 to → 」/galleryCOLOR(神戸)
2011年 「 いつも在るもの展 」/日音色(大阪)
<個展>
2009年 「 Exhibition has no name 」/gallery color colore(神戸)
2010年 「 ゆ げ 」/gallery COLOR(神戸)
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