まだ須藤がいた秋の日のこと。大人の遠足としてテーマを “お茶”と”焼き物” に滋賀へ行きました。
滋賀の焼き物といえばたぬきの肉厚のある信楽焼が思い浮かびますが、今回 いくつか訪れたところは色々な手法でモダンでスタイリッシュなものやナチュラルでシンプルなものもあり、(もちろんたぬきも)魅力的でスタッフみんな迷って予定よりも焼き物巡りに時間を多く費やしてしまいました。
写真は●古谷製陶所 ●NOTA SHOP
![](https://tetenor.com/wp-content/uploads/2024/08/LINE_ALBUM_2023遠足_240802_5-1024x768.jpg)
![](https://tetenor.com/wp-content/uploads/2024/08/LINE_ALBUM_2023遠足_240802_2-1024x768.jpg)
ですので食後にゆっくりお茶体験の予定を入れていましたが、大急ぎでお昼ご飯をいただくことになりました。
バタバタした気持ちで茶室に入りましたが、1歩足を踏み入れるとチリ一つないような綺麗で静淑な空間、大きな窓から見える秋晴れの陽気漂う景色、井草とお茶の香り、自然と心がスゥーッと落ち着き呼吸が深くなりました。
![](https://tetenor.com/wp-content/uploads/2024/08/LINE_ALBUM_2023遠足_240802_7-1024x768.jpg)
亭主さんは私たちが緊張しないように説明をしながらお点前をしてくださりました。私達はその優しく美しい所作にすっかり見惚れながら、本当に美味しくお菓子とお茶をいただくことができ、その素敵なおもてなしに心から感動しました。
![](https://tetenor.com/wp-content/uploads/2024/08/LINE_ALBUM_2023遠足_240802_11-1024x768.jpg)
10月でしたので名残りの月、最後の風炉のしつらえでした。茶室には書があり香りがあり、菓子、花、炉、着物・・・季節と共に変化していく、この空間に全てがあるように感じました。(茶道体験だったのでお写真を撮っても良いと言っていただけました)
敷居が高く足を踏み入れるのに勇気がいるようにも感じますが、長く続く茶道の世界からの学びは計り知れないものだと感じました。
私達は着付けを通して関わりもあり、tetenorの近くの西宮神社、海清寺、廣田神社で月釜お茶会が行われているので、少しづつでも身体と心の養いを増やしていけるように足を運ぼうと思いました。
そして滋賀県は「海洋ごみ問題」について啓発するプロジェクトとして”琵琶湖と海はつながっている!”【うみゴミ対策プロジェクト】を行なっていて環境問題への意識も高く、tetenorの家具を作っていただいてるtributeさんからもとても良いところ聞いています。魅力がたくさん。また訪れたく思いました。
良い時間をありがとうございました。
2023/10/12