プラごみについて考えてみました。

シャンプーの計り売り(分割販売)をはじめて半年が経ち先月、はじめてandOrganicシャンプーシリーズが商品売上の1番になりました。お店で以前使用していたシャンプーも同じくオーガニック系で水に還るのが早い環境に優しいものではありましたがプラ容器でしたので今のアルミパウチの方が容量も多いので90%プラ削減になっています。ですのでお店だけでも半年で約70本分のプラ容器ゴミ削減にもなっていると思うと嬉しくなります。

そこで、スタッフでプラごみ問題について考え、話てみました。

  1. プラスチックって何がだめなの?
  2. プラごみ問題の現状は?
  3. 私たちにできることは?

1)プラスチックって何がダメなの?

CO2削減という観点から考えるとプラスチックに限らずゴミは少ない方が良いですが、プラごみの持つ大きな問題点は “分解されない” という点ではないでしょうか。生ゴミと違って分解されないプラスチックは劣化したり外部からの衝撃があって小さくなったとしても完全にはなくならず数百年も消えずに存在するといわれています。 そしてプラスチックの原料は限りのある石油であること。循環しないですね。あと、燃やす時に出る温室効果ガスによる地球温暖化の原因の一つであること。

2)プラごみ問題の現状は?

分解されないプスチックが大量に海にでて、海洋生物への被害はふえるばかり。ポリ袋をクラゲと間違えて食べたり、小さく形を変えてマイクロプラスチックとよばれる細かな形になったものも生き物たちがそれを食べて、鳥や魚の体内からプラスチックが見つかっているようです。食物連鎖で繋がる人体にへは今後どう影響するのでしょうか。

50年で20倍に増えたプラスチック。どうして海へ流出するのでしょうか?海への流出量がが多く8割を占めるアジア諸国。ゴミの分別やリサイクルが遅れていたりします。そんなアジア諸国へ資源という名目で(実際に資源になっているのは1割程度)日本もプラごみを大量に輸出しているのですね。

年間生産量は約3.8億トンでそのうち800万トンが海に流出しているという現状のようです。

1人あたりのプラごみ排出量の多さも日本は2位と多いのですね。

3)私たちにできることは?

先月tetenorスタッフで #3daysplasticchallenge という「 3日間だけ、ワンウェイプラを使わないチャレンジ」を行い、その気づきや成果やアイディアを共有しようということをしました。いろいろと意見が出ました。

  • 何かを買ったら必ずプラが混ざってて日常のプラの多さに改めて驚いた
  • 同じ品物でもプラ容器と紙容器なら紙容器を選ぶとか
  • エコバック、マイボトルを持つこと、エシカルラップを使用したり。
  • しっかり分別すること、捨てる前に洗うこと大切
  • 木製の歯ブラシを買った
  • 新聞で包んでくれる八百屋さんで野菜買った
  • エコ包装の食材を買うようにした
  • 生ゴミをコンポストしポリ袋を使用しない
  • リサイクルできるものはする

tetenorでできることもまだまだたくさんあります。ラップを紙のラップに変えたこと、自然に優しいものを使用すること、洗剤や薬剤の中身も容器もできるだけ負荷が少ないものを選択すること、薬剤の無駄をできるだけなくすこと・・・

この4月からプラスチック資源循環促進法もはじまりました。自然界の一部である人間が住ましてもらっている地球に感謝の気持ちを持って考え暮らしていきたいものです。

話し合うなどきっかけをつくることで考えることも大切だなと思いましたので、循環し持続可能な暮らしについてまた考える時間を作ろうと思いました。また報告いたします◎

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