エドヴァルド・ムンク Edvard Munch, 1863年12月12日 – 1944年1月23日)ノルウェー出身
『ムンク展』に行って来ました。
5歳で母を亡くし、若くして姉も弟も亡くし、身近に死を感じているからか、絵は『生』や『死』に関係するものが多く思いました。明るいタッチではありませんが、そこには強く生きてる心を感じました。原画というのは前に立つと同時にその作者の描いている時間やココロまでも伝わってくるから不思議です。(たぶん)。どこかで生きてる・・・いや、生きている絵とでもいうのでしょうか。
勝手な解釈ですが・・・絵も音楽も芸術みんな、見る人それぞれいろいろな感じ方があると思いますがそれでいいと思います。ただ、昨日見たエドヴァルド・ムンクの絵からは、そこにエドヴァルド・ムンクがいるような心臓の音までも聞こえてきそうな呼吸が聞こえるような・・すごく存在していました。
生きるというと大変な事にきこえますが、嫌でも時間は過ぎていつか死がやってくる。残された方は寂しいけれど、本人はきっと、どこかで新たに生まれ変わってるとか、木になって芽になっていたり、天国にいたり、千の風になっていたり・・・新たに始まっていると考えると、ちょっと安心です。
楽しく生きると適当に生きるでは全く違います。大切に今を生きたいものです・・・
今は2月。兵庫県立美術館行くまでがほんとに寒かったです。
いい時間をありがとうございました。