EXPO万博2025@夢洲

EXPO2025がはじまりました。個人的に1970年の大阪万博に憧れが強く、あの頃の高度経済成長期の活気の中で生まれた建築も音楽もインテリアも服も紙物も独創性のあるデザインでカッコよくて、さぞかし楽しい時代だったのだろうなとDVDでもなくビデオテープで見て想像を膨らませていました。今でも太陽の塔の存在感はすごいですね。

時代が変わり今はデジタル、Iot、AIなど現実世界と仮想空間の融合した時代で、さまざまな世界中のプロの方達がどのようにして、いのちや未来、SDGsについて考え表現するのだろうと、2025年のEXPOってどんな風なんだろうと考えていました。

力を入れてSDGsに取り組み環境に配慮したものづくりをしているNo.3さんが今回のEXPOに期間限定で展示をされていたことでご縁をいただきテテノアスタッフで4/21に行ってきました。未来のヘアサロンを体験できるという空間はIotを使用して鏡の中で髪色やスタイルがカウンセリングの時点で仕上がりイメージが映し出されたり、髪を化学し自分に合ったオリジナルシャンプーを環境想いの原料で作ってくれるという最先端のヘアサロンでした。

EXPOの会場の中は想像していたよりもうんと広く大リングが囲うひとつの世界の中に、主に中に海外系、外側が日本系のものがあり、その配置も西と東でうまくまとめられていて建物を見ているだけで楽しく、入ったパビリオンのほとんどが再生可能な建物で天然素材でできているものでした。

草木もあちこちに植えてありリングの下も通気の良い設計で周りは海ということもあり、風が吹いていました。(暑かったですが)ほとんどの場所がバリアフリー設計でしたので車椅子の方も電動のシニアカーのようなパーソナルモビリティでも見やすく作られていました。しかしとにかく広い。歩くことに不安がある方はパーソナルモビリティをレンタルする方が安心かと思います。

↑メタリックな感じがしますが近づいてみたら綱でした!

まだ10%くらいしか見れていないと思いますがそれでも楽しかったのでまた行きたいと思いました。

しかしながら専業廃棄物、建設残土、都市ごみなどが層状に埋め立てられてできた人口島。私が生まれた頃からそれらがはじまっていて、夢洲だけでなく埋め立ての人口島の問題など解決困難な核廃棄物や放射性廃棄物やコンクリートやプラごみの問題や化石燃料依存。それらの問題を世界中の国やさまざまな企業がそれぞれの考え方で模索していてそれを、楽しく、デザイン的にも魅力的にして伝えているということ。アンモニアや藻類の研究など頭がパンクしそうでもありました。

SDGsの目標の年まであと5年。私たちも私たちにできることを考えて責任を持って未来に繋がる活動を考え取り組んでいきながら髪を通じて楽しい気分を持ち帰っていただけるサロンでありたく思います。

No.3さん大切な考えるきっかけいただきありがとうございました。

tetenor 岩本裕子

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